さっぱりわからん

ソフトバンクの携帯電話が、早速受付停止となったそうな。
Excite エキサイト : 社会ニュース
ソフトバンクによると、番号継続制を利用した同社への乗り換え申し込みが午後から急増。加えて、既存のソフトバンクの顧客が新料金プランに変更する申し込みも集中し、システムが対応できなくなった。

ここではさらっと書いてあるのだけれど、「既存のソフトバンクの顧客」の申し込みが相当多かったことは間違いないでしょう。

で、肝心の、「自社携帯電話間の通話も0円になる」という料金制度なんですが、私も一応、調べては見ました。

ソフトバンクモバイルのトップページ

開くと、孫社長のメッセージが出てきました。「複雑怪奇な料金制度をリセットするという願いを込めた料金制度」ということなんですが、その先を読んでゆくと、ソフトバンクの料金体系のほうが、複雑怪奇どころか「さっぱりわからん」というのが私の感想です。条件の中にはさらに条件が盛り込まれ、追っかけてゆくのも大変なんですが、いろいろ読んだ結果、下記のような仕組みであるのかと考えます。

○契約を結ぶ場合、まず、「スーパーボーナスプラン」に加入する。
このプランは、「新スーパーボーナス用販売価格」で、携帯電話を2年の月賦で購入すると、その代金を、「新スーパーボーナス割引額」だけ割り引く、というサービスらしい。解約した場合、その残高を払うということのようである。ただ、肝心の「新スーパーボーナス用販売価格」というのが、いくらなのか良くわからない。月賦の代金と、割引額がトントンになるのか、どちらかがちょっと多くなるのか?
基本的には、他社携帯でも良く使われている、「途中解約すると罰金よっつ!」という趣旨のプランなのだろうと、想像するのだが...

○「ゴールドプラン」の契約を結ぶ
まぁ、当然なんだけれど、他社携帯に発信すると、そこそこの料金がかかるそうな。平日の昼間だと、30秒で28円、そのほか、時間帯によりえらく細かく分かれていて、「相手がどこでも均一料金」になれた自分は敬遠したいところです。
その他、無料のはずの同社間の通話でも、時間帯により制限があったり、留守電は無料じゃないとか、思った以上に落とし穴がありそうです。

結局のところ、孫社長のメッセージとは全く逆に、ちょっとやそっとでは理解できない、たいへん厄介な料金制度のようです。

「ただより高いものは無い」という言葉がありますけれど、申し込みも混乱しているようだし、皆さんも少し静観してはどうでしょうか。

P.S.
むしろ、今回の扱い停止で、ソフトバンクから他社へ乗り換えようとした人がとばっちりを食ったようです。この人たちをどう救済するか、で、ソフトバンクの真価が問われましょう。
ソフトバンクのお知らせ

P.S.2
共同通信および、NIKKEI NET の記事から。
共同通信 「携帯電話の契約を再停止 ソフトバンクモバイル 」
NIKKEI NET 「ソフトバンクモバイル、携帯電話の契約を再停止」
日経では、「利用者を管理するシステムの不備が原因とみられる。」と。「利用者の受け入れに向けた同社の見通しと準備の甘さに批判の声が上がりそうだ。」と、手厳しいです。
同記事でも指摘していますが、
携帯会社間での転入、転出の受け付け作業が増えるのを見越し、各社は事前予約の実施などでトラブル回避を図った。しかし、ソフトバンクモバイルは加入者間の通話やメールを無料とする新料金プランを直前に発表したことで顧客が集中、コンピューターへの入力作業など事務処理が追い付かなかったようだ。
つまり、単なる「見込み違い」というより、「直前の発表」という「愚挙」に出たがために起こるべくして起こった人災、という見方をするべきなのでしょう。
口先だけじゃなくって、本気で反省してもらわないといかんのですが、どうなんでしょうか。
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by flight009 | 2006-10-29 09:51 | マスコミに思うこと
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